デントリペアとは、
ヨーロッパ生まれ、アメリカ育ちの「自動車外板修理技術」のことです。
一般的にデントリペアと呼ばれていますが、車にできた「キズのないヘコミ」を従来の鈑金塗装のようにパテ付けや再塗装することなく修理する工法のことを表します。正式名称は「塗装をせずに・ヘコミ・を修理する」という意味で「ペイントレス・デント・リペアまたはリムーバル」と言います。日本での歴史はまだまだ浅いですが、ヨーロッパの自動車メーカーで考案され、雹(ひょう)の降ることが多いアメリカやカナダなどの欧米で、雹の被害にあった車「雹害車(ひょうがいしゃ)」を修復するのに適しているということで発展してきた、新世代の自動車外板修理工法のことです。
デントリペア工法は特殊専用工具を使い、ミリ単位の精度(デントリペアではミクロン~ゼロ単位)でボディー鋼板の裏側を押す(時には「数百回」と押します)ことによって微細な凹凸を作り、ボディー鋼板表面積を変化させることにより元の状態に復元させます。